2005年9月24日(土)
映画 『最後の恋、初めての恋』

淡い青−

もしこの映画を色で例えるなら、淡い青がぴったり。強い意志を持ちながらも、短い人生に翻弄される主人公の女性。ひたむきな強さ、透き通るような美しさ、そして命を縮める病気。その全て表してるような、淡い青。

というわけで、久しぶりに映画の紹介です。

『最後の恋、初めての恋』 2003年12月公開
監督:当摩寿史 主演:渡部篤郎 徐静蕾

舞台は中国・上海。悩みを抱え続けている日本人サラリーマンが、毎日を懸命に生きる中国人女性に出会い、自分の人生を改める。

よくあるごくごく普通の恋愛ドラマ映画。なのに!大感動してしまいました。DVDを買いました(5000円!高いね、日本は・・・)。

ストーリー、キャスティング、撮影技術といった映画を構成するいくつかの要素は、そんなに独特だとは感じなかったんですよ。むしろ、至って普通。にもかかわらず、ここまで自分が引き込まれたのはなぜか。

まずは、映画の中で使われている3つの言語じゃないかなと。この映画では、日本語、中国語、そして英語が飛び交います。主人公の二人は、共に母国語じゃない英語を使ってコミュニケーション。感情が溢れ出たときだけ、母国語で思わず話しちゃう。でも、相手はそれをちゃんと理解できる。そんなやりとりが、見ていてすごく印象的でした。

でもこの映画を見て悔しいのは、中国語のパートをほんの少ししか理解できないこと。字幕は「要約」でしかないじゃんね。聞くスピードより、どうしても読むスピードの方が遅いから。留学前に好きだったアメリカ映画を、今字幕なしで見ると全然違ったストーリーに感じたりするし。早く中国語を覚えて、この映画を理解したいです。

そして、エンディング。オープニングから所々に散りばめられていたKey Sequenceが、一本の線で繋がる感覚に鳥肌が立ちました。登場人物一人一人の気持ちが、しっかり最後に表現されています。「淡い青」、これも重要ポイントです。

それにしても仕事でアジアが絡んできたってだけで、こんな風に映画でも感動するとは。我ながら単純でいいなと(笑)。ひょっとすると「中国でPh.D取りたい!」なんて言い出したりして・・・?あ!それいいかも!学費も安そうだし。さっそくHPをチェックしてみよう。

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